残業って美徳? 働く人に課される必須条件? 残業できない人は一人前の会社員とはみなされないの?

仕事量に困るビジネスウーマン

以前の話になるのですが、職場の9割が女性だったので、当然ママさんが多かったんですけど、育児のため短勤務できる制度もありました。

子どもが小さいママさんは1日6時間の時短勤務にすることができて16時頃には帰っていい労働条件にできたんです。でも、時短勤務ママさん、しばしば残業して働いていました。

また、別のママさんも、この方はお子さんがもう大きかったので時短勤務ではなかったのですが、毎日のように残業していました。あるときちょっと話す機会があったので、聞いてみました。

「Aさんって、毎日のように残業していますけど残業が好きなのですか?」って聞いたら、「そりゃー、したくないですよ。残業したい人なんていないんじゃないですか」って言われました。

「でも、残業をやっても終わらないくらいやらなきゃいけないことがあるので、しかたがないんです」とも言ってました。

残業って、働く人に課される必須条件なんでしょうか?

私は、人により今までの経験や経歴、得意不得意などもあり、同じ時間で同じ質・量の仕事を全員が同じようにはこなせないものだと思います。なので、仕事ついて上司の方と相談して、所定労働時間内でやりきれる質と量のものにすれば残業しなくてすむのにー

仕事のアウトプットが高い人は評価において適切な処遇をするなどの対応をすれば、ハイパフォーマーの人のモチベーションも削ぐことはないでしょう。

グループの多くの人が毎日のように残業をやっているような職場では、残業時間を1月分合計すると1人月分の作業量があるなどということはままあると思います。

その分は追加の人をアサインすれば残業分の割増賃金の支払いも発生しないし、みなが残業をしな方向にシフトしていけると思います。

(残業の割増賃金の割増率が低いと、もう一人雇った方がコスト的にもいいとならず、マネジメントももう一人雇った方がいいというように考えないケースも少なくないので、そのあたりの改善も必要だと思いますが。)

みなさんは、残業についてどう思われますか?