私は正しいことをしている。周りのみんながいつもおかしい、間違っているのにー、って。辛いですねー
自分の考え方や信念を持つことは大事だと思います。すなわち、いつも他人の考え方、マスコミに作られる常識という名の罠に迎合する必要はないと思います。
ただ、独りよがりな考えになっていないかは、ときどき考えてみる習慣が大事だと思います。「メタ認知」という言葉、聞いたことありますか? 自分を客観的に見てみるということ。
イメージとしては、自分の魂が幽体離脱して、身体から抜け出て、部屋の天井から、あるいは、もっと上空から自分を見下ろしている感じ。周りの中の一部として自分自身を見ている感じです。客観視と言ってもいいと思います。
そんな風に自己チェックをしてみることです。もう1つの考察点は、自分が、自罰傾向が強いか、他罰傾向が強いかも確認しておきたいです。
自罰というのは、何かうまくいかないことがあったら、それは自分が悪い、自分のせいだと思いがちということ。
これが過ぎると自己肯定感が上がりませんし、いつも自信がないという状態になりがちです。
一方、他罰というのは、その真逆。何かうまくいかないことがあったら、それは、周りの人のせい、環境のせい、タイミングが悪かった、と自分が悪かった、自分のせいとは考えないことです。
これも過ぎると自己成長のチャンスを失ったり、人間関係が上手くいかなかったりしがちです。
自罰と他罰のちょうどいい塩梅を見つけて生きていくことが大切です。
最後に、このテーマを考えるとき、中島みゆきさんの『Nobody is Right』という曲を思い出しました。その歌詞がなかなか刺さります。
ご存じない方は、https://www.uta-net.com/movie/57276/ などでご一読ください。