子育て期の社員がひっそり辞めていく会社

上記タイトルの記事があり、気になるタイトルであったのでちょっと読んでみました。

子育て期の社員がひっそり辞めていく会社 5つの残念な共通項

なるほどー、って同意、賛成する部分も多いですが、そうでない部分もありました。

女性も仕事をセーブしたくないし、ママだからといって配慮してほしいとは思っていないのです。男性も仕事のやりがいは手放したくないと考えています。
 こうした人たちはライフを大切にしたいといっても、全く残業をしないということはありません。むしろ、夫婦でうまく折り合いを付けて、お互いに成果を出そうとしています。

のところは、そういう人もいるかもしれませんが、そうでない人の方が多いと思います。ママだから配慮をして欲しいとは思っているけど、その配慮の仕方が、マミートラックに乗せるだけという配慮だと、配慮の仕方が適切ではなく、ズレているということがあるということ。

残業も、少しはできる状況にある人もいるかもしれませんが、現実問題まったく残業は対応できない人もいるわけです。ただ、残業しなくても仕事のやりがいは手放したくない、あるにこしたことはないと思うのではないでしょうか。

子育て世代も、介護世代も、単身若者世代も、仕事は所定時間に切り上げて、ライフの時間をそれぞれの事情や目的に応じて充実させればいいのではないでしょうか。

そのためには、社員全員が、残業しないのが当たり前の職場を構築するのが、マネジメントに求められることではないかと思います。

残業が必要なほど仕事があるなら、それに応じた人を雇えばいいわけなのだから。コスト的に、既存の社員に残業させることで凌ごうとする考えがマネジメントの手抜きと感じてなりません。

<参考>
あなたの会社から子育て中社員がひっそりと辞めていく理由