「男は仕事・女は家庭」という考え方

以前は専業主婦世帯が多く、それから徐々に共働き世帯が増加していき、2000年頃に共働き世帯が5割を超え、現在は共働き世帯が7割を占めるに至っています。

以前は、寿退社(今は死語?)という言葉もあり、結婚したら、あるいは、子供ができたら仕事を辞めて家庭に入るのがあたりまえ思われていました。

女性も仕事を持つことが普通になった今日、仕事を続けたい女性にとってはWelcomeな社会とも言えます。

その一方で、家事育児を中心に担っていた女性はその家庭内労働と引き換えに外での仕事を行っているというより、家庭内労働はそのまま担当しつつ「それに加えて」有償労働となっている現実がママをしんどくさせている一因になっています。

日本ではまだ「家事育児は女性が主に担当するもの、男性は仕事」(→性別役割分担)という思い込み(アンコンシャスバイアス)が、社会の特に上の世代にまだまだ根強いために今の子育て世代はストレスを抱えています。

そんな時代でもなんとか工夫と協力でよりよい人生にしていきたいですね。